牽牛星のよろず日記

自分の興味あることを思うがまま記述したいと思います。

USJで遊ぼう!

ユニバにせっかく行くならと自分が色々と調べたことを自分自身の備忘録として付しておくと同時に、ユニバに遊びに行きたい方の助けになれば幸いと考え、以下に書きます。

 

 

 

①いつ行く?

 

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当然ですが、様々な方が仕事・学校がお休みになっている時、移動しやすい晴れの日が混むことが予想されます。また炎天下の中、アトラクションの待ち列に並んだりパーク内を歩くのは地獄ですので、暑い時期は避けるべき。特に、コロナ禍でマスクを着けていて息苦しいので、秋冬が狙い目。

 

ハロウィン、クリスマスといった大型イベント期は人混みも増えてきて、ただ、このような時期は新しいグッズやフードも販売され始めるので、混みすぎないけど大型イベントやってる時期に狙いをつけて行くのがベター

 

ハロウィンは9月初旬から11月初旬
クリスマスは11月下旬から1月初旬

に開催され、間の移行期は空いています。

 

ただ前述したように、ハロウィン限定、クリスマス限定のグッズはお土産にも喜ばれるし、パーク内も特にクリスマス期は雰囲気も明るく、そういう時期にこそ遊園地に行った方が楽しめるので、学生長期休暇を外し12月初旬ごろの平日に行くのが最も楽しめると思います。

 

クリスマス終わりの1月中旬から春休みが始まるまでの閑散期も狙い目です。またGWや夏休みといった長期休暇を外していけば比較的スムーズに過ごすことが出来ると思います。

 

次に時間帯。

 

パーク開園30分前に到着するイメージで行くと良いと思います。繁忙期に入ると9時開園、閑散期は10時開園(詳しくは公式HPの開園スケジュールをチェック)になります。

 

ただパーク開園時間はあくまでも”基準”で、混雑を避けるため早くに開園します。

 

繁忙期だと

平日8時15分過ぎ、休日8時前

 

閑散期だと

平日9時半前後、休日8時半過ぎ

 

が目安。あくまでも目安であって、7時台の開園も繁忙期にはあるので、その都度、情報を仕入れながら行く日に合わせた行動を立案してください。

 

閑散期は30分前に行かなくても、成人式や特段の事情がないかぎり、乗り物に乗れない、エリアに入れない、という事はないと思うので厳格に守る必要はないかと思います。

 

まとめると

閑散期平日だと9時到着予定

閑散期休日だと8時到着予定

繁忙期平日だと7時45分到着予定

繁忙期休日だと7時30分到着予定

 

で予定を立てると良いと思います。繰り返しになりますが閑散期であれば、少し遅らせても十分予定はこなせるはず。勿論、早く行くに越したことはないです。熱心な方だと、暗い早朝時から並んでいらっしゃるので。

 

 

 

②手荷物検査

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開園時には手荷物検査があり、手荷物の中を見せるように言われます。持ち込めるものには制限があり、具体的に持ち込めないものは

 

キャリーケース、スーツケース、トランク

大型バッグ、物品を運ぶカート

 

ハサミ、カッター、火薬類

武器や凶器(銃、刀、ライフル、手錠、水鉄砲、噴霧器)

※製作物、模倣品、おもちゃ、手作り品を含む

 

ヘルメット

 

食べ物(お弁当を含む)
※ベビーフードや乳幼児用おやつは持込み可
飲み物(ビンや缶入りのドリンクやアルコール類等)
※水筒、ペットボトル(一人につき500ml以下を1本のみ)は持込み可

 

カメラ用一脚、三脚、自分撮りスティック 
※手のひらに収まるハンドサイズは可

 

無線機、無人機、ドローン 

 

ペットや動物

 

といったものが列挙されます。

 

ただ、この手荷物検査が厳しいものかというと疑わしく、パーク内で混雑していて食事にありつけない時に小腹を満たす用のカロリーメイトのような小型の食料ならポケットに入れておいてもバレずに入園出来ると思います、あまり大きな声では言えないですが笑。

 

また、水分は季節問わず、こまめに摂取した方が良いので、水は持っていってください、自販機もありますが、余計な出費や時間のロスは避けるべきなので。パーク側もペットボトルの水を許容しているのは熱中症で倒れられてしまうとパーク側の責任として訴訟になるのが怖いためだと思います。

 

ですので、水分補給のために持っていってください。パーク内で売られている自販機は当然の如く客の足元を見て高く売られています。繁忙期には行列が出来る事も考えられますので、是非ご持参ください。

 

 

③パス(チケット)

 

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次にチケットについてですが、まず当日入場券は事前に入手しておきましょう。パークに行ってから購入するとなると時間も食ってしまうので、事前準備が必須になります。

 

パスには数種類あり、

 

その日に入園出来る1デイパス

15時からしか入園出来ないトワイライトパス

1日目が15時から2日目は一日入園可能な1.5デイパス

2日間入園出来る2デイパス

 

といったものが列挙されます。この他にも団体や障害者の方向け、または誕生日の方向けの割引なども存在します。ただほとんどの人は1デイパスがほとんどでしょうし、遠方から来られる方とかでない限りは1デイパスとなるでしょう。

 

ワンデイパスの値段は時価。大体

 

3才以下       無料

4才から11才まで      6000円前後

12才から64才まで   9000円前後

65才以上        8000円前後

 

となっています。

 

購入可能な場所は

 

公式サイト(アプリ)

ローソンチケット

パーク内のチケット販売所

JTB

みどりの窓口

 

その他にも探せばあるかもですが、これらが主かと。各自好きな場所で購入されたし。一番ベターなのは公式サイトからの購入。特にアプリは事前にインストールしておいた方が便利なので、アプリ経由での購入でも良いと思います。

 

JTBでは、アーリーパークインという権利も販売されており、JTBを通じてホテルに泊まるとして、その際に追加料金(時価)を支払うことで一般客の入園に先んじて入園することができます。どうしてもこのアトラクションだけは乗りたい、このグッズは欲しい、でも並ぶのは嫌だなぁ、とかだと使ってみるのもアリかもしれません。まぁ、その分早起きしなければならないんでしょうけどね笑。

 

ここでアプリについてですが、パーク内に入ってから、アトラクションの待ち時間をリアルタイムで知れ、新しく増設された人気のエリアは人数制限で整理券制となったりします、その際、整理券の発行のためにパーク内を移動しなくてもアプリから発券出来るので、是非入園前にユニバ公式アプリをインストールしておいてください。

 

次は年間パス

 

年間パスは3種類存在していて

 

年間パスライト

年間パス

年間VIPパス

 

と、それぞれ呼称されます。年間パスといっても当日券なしに常に入園出来るわけではなく除外日というのがあり、年間パスでは入れない日が存在します。その除外日の数が3つの年間パスの違いになります。

 

ライト 除外日70日 12才以上19800円   11才以下13800円

年パ  除外日20日 12才以上26800円  11才以下17800円

VIP   除外日なし  12才以上37800円  11才以下25800円

 

(値段は税込み、3才以下は除外)ユニバ公式サイトから購入可能。

 

ライト、年パは3回、VIPは5回程度入園すれば、お得になります。年間どの程度の入園をするかは人によって異なると思うので、よく考えて、ご決断を。ライトは休日が除外日になっているので、ご注意ください。除外日に関してはユニバ公式HPに記載があると思いますのでご確認ください。

 

年パスは様々な特典がついてきます、その中でも最大の特典は再入場権です。

 

ユニバは基本的に、一度入場してしまうと退場してから再入場することは出来ません。どうしても止むを得ない事情がなければ。しかし年パスがあれば何度でも入場出来るので、その点では便利。

 

パーク内で割高な食べ物を食べずに、ユニバーサル駅周辺のシティウォークには、有名チェーン店を含め様々なお店が乱立しており、そこで食事するというのもアリだと思います。休日はそれでも混雑していることもありますが、食事のために、一度外へ出るという選択肢を持てるという点において年パスは大きな役割を果たすと言えます。

 

再入場を禁じているのは、パーク内の食べ物の価格高騰を嫌って、シティウォーク内で飲食されてしまうと売れなくなってしまうことにあります。いや、それでも遊園地ってそういうもんでしょ、と思われる方もいるかと思います。ただディズニーに比べても高いというのは有名な事実なので、そこは留意下さい。

 

シティウォークに関しては、公式HPがありますので、リンクの方、以下に付します。レストランやお土産、薬屋、など多様なラインナップですので、ユニバへ行かれる方は、是非チェックしてみてください。

 

ucw.jp

 

さらにエクスプレスパスと呼ばれるものもあります。

 

これは、いくつかのアトラクションの待ち時間を短縮してくれるパスのことで、人気エリアの抽選券や整理券がなくとも、入場確約があるものもあります。

 

プレミアム

エクスプレス7

エクスプレス4

 

と列挙され、それぞれ、優先搭乗可能なアトラクションの数を表しています。プレミアムは全て、7は7つ、4は4つ、という意味になります。これ以外にも様々なエクスプレスパスが発売されており、詳しくは公式サイトをご覧ください。価格は時価です。また、これは入場券ではないので、入場券を購入し、その上でエクスプレスパスを購入する、ということになります。

 

www.usj.co.jp

 

 

 

 

④準備するもの

 

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まず、服装です。ご存じの通り、ユニバは海沿いにあり、冬は特に寒くなります。なので防寒対策は必須。カイロ、手袋、帽子、マフラーといった防寒具を各自で準備する必要があると思われます。

 

よくユニバ内で販売されてるグッズを身に纏った方を見かけますが、このような商品は防寒用ではなく、きちんとしたものを着ていく方が良いと思います。待ち列に並ぶ際にトイレに行くことが出来ないので途中で気分が悪くなると台無しになります。ですので、健康維持を第一とした服装を心がけるべきです。

 

まぁ遊園地なんで、マリオの帽子かぶって散策する方が気分が出て良いという意見も理解はできますが笑。

 

登山グッズをおいてあるお店、有名どころだと好日山荘のようなショップで売られてるガチ防寒グッズがおすすめです。低予算で済ませたいならオススメはワークマンです。安くて効果のある防寒具がたくさん売られているので、ご自身の体質に合わせた防寒を。

 

弊ブログでは秋冬の入園をおすすめしていますが、当然夏に行きたいという人もおられるかと思います。夏のユニバは当然暑く、待ち列に並んでる時にも扇風機のないところもあるので、うちわや小型扇風機があると便利。また、地面も熱いのでレジャーシートのようなものがあると良いかと、ただ、それでも暑いのは変わりないですが笑。

 

USJは夏は暑く、冬は寒い、というコンディションとしてはお世辞にも過ごしやすいとは言えない立地ですので、お気をつけてください。春でも朝は冷えますので、くれぐれも体調管理を徹底してください。

 

そして履き物ですが、これは夏の暑い時期はサンダルを履かれる方も少なくないと思います、しかしサンダルは乗り物の際、激しい上下動によって脱げてしまう恐れがあるので運動靴を履いていってください。サンダルと足を縛るゴムも貸してもらえるケースもありますが、忘れたりしてサンダルが紛失すると、そっちの方が面倒なので、運動靴にしておくのが良いかと。

 

そして前述したように、スマホで公式アプリを見ながら、どのアトラクションに乗るかなどを決めたり、待ち列でスマホでネットサーフィンして時間を潰すことが多いと思います、また待ち列の際もそうですが、ユニバ内をスマホで撮影したりすることもあるので、必然的にスマホの利用が増えます、ですのでモバイルバッテリーは準備しておいてください。

 

そして100円玉も準備しておいてください。これは一部のアトラクションに乗る際にロッカーに荷物を入れる際に100円玉を使ってロックをかけます(もちろん解錠する時に100円は返ってきます)。またロッカーの容積の関係で、複数のロッカーを使用することもあろうかと思いますので、100円玉は複数すぐに出せるように心がけておいてください。

 

また、金銭ですが、もちろん、交通費やチケット代の違いはそれぞれありますが、それらを差し引くと3万円弱あれば大丈夫と思います。パーク内のフードに関しては、正直コスパは悪いとは思います笑、パーク内でミニオンをモチーフにした食べ物もありますが、ユニバーサルシティウォークのローソンにバナナクリームまん(ミニオン)がユニバの価格の約1/3で販売されてたりするので笑、個人的にはフードはそこそこにして、金銭はお土産に集中的に使うことをおすすめします。

 

何を買うべきかでお悩みの方もいるかと思います。実際パークで売られているものと”外の世界”で同種で売られているものの価格比較をすると、パーク内では割高な価格設定が行われていますが、そこまで差がないものもあり、それはアパレル系

 

というのもアパレルはブランディングの名の下に数万円するシャツはザラにありますし、原価率が恐ろしく低い商品も溢れていて”ボッタくる”ことが業界として普通であるので比較すると差があまりない、というのがあるのかなと思います。

 

そして購入品に関してですが、僕が一番おすすめするのは普段使い出来るアパレルです。カチューシャやら被り物は普段使いなんて出来ません。保管も面倒ですしパーク内以外での有用性は皆無に近いと思います。ですので、これ普段使い出来るかな?といった視点でお土産コーナーを覗いてみてください。

 

普段使いできるアパレルとお土産用のバラマキお菓子、これがコスパも良くベストな組み合わせだと思います。パークにいると物価も価値観も揺らぐものですし、そういった現実を忘れられるところも魅力なんでしょう。しかし、現実的に資本は流出するわけですから慎重に考えてください。パーク内でしか着れなそうなアパレルを着て歩いているとスタッフさんが、『お似合いですね』と声をかけてくるのも、そういった商品自体はコスパの良いものではないから、というのもあるのだろうと思います。

 

ユニバでしか売っていないものって意外と少なくて、鬼滅の羽織がめちゃ人気だったりしますけど、似たようなの、もっとお安くお買い求めできますので、ユニバでしか入手できなそうなグッズに関しては、事前に調べておいて、ある程度、買うものを決めてから行かれた方が良いと思います。

 

夢の国とはいえ、一番モノを言うのは金銭という血も涙もない資本社会に生きていますので、お金の運用は計画的に慎重に行いましょう。レストランとかも馬鹿みたいに高いですからね笑。手頃に歩き喰い出来る商品を買うのがグルメは良いかもしれません。

 

 

⑤エリア紹介

 

 

ここで各エリアの簡単な紹介をしたいと思います。

 

(1)ニンテンドーエリア

 

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2021年春に出来た新エリアであり、現在(2022年初頭)最も人気のエリアとなっています。任天堂とユニバのコラボエリアであり、2024年にはドンキーコングを主軸とした増設エリアも作られるそうです。

 

ここは人気エリアゆえに整理券、あまりにも混んでくると抽選券が配布されます。なので入園したら整理券配布になっているなら即時入手してください。抽選券配布になると最悪入場することが出来なくなります。この際に活躍するのがアプリです。アプリなら遠隔で整理券を取得出来るので、是非活用してください。

 

このエリアにはパワーバンドを使ったアクティビティやAR技術を用いたマリオカートのアトラクションとヨッシーアドベンチャーという乗り物もあります。グッズ売り場も複数あり、キノピオカフェという人気レストランもあります。

 

パワーアップバンドという3200円するものを購入するとアクティビティを楽しめたり、乗り物でも運用出来ますが、購入しないとダメというものでもないので、ここは好きにされたらと思います。

 

ユニバお得意の(映像+乗り物)のライドとコースターという組み合わせで、これはハリポタエリアと全く同じです。なので正直世界観は魅力的でも実質的な構造自体はさほど変わりないというのは、ある種のUSJの弱点でもあると自分は見ています。

 

(2)ハリポタエリア

 

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ユニバV字回復の切り札となったハリポタエリア。ここはマリオエリア建設前は一番人気のエリアでした。お土産屋さんが複数あり、杖も売られていて、それを用いたアクティビティもあったりショーが開催されていたりします。

 

ご飯屋さんとしては三本の箒があり、そこでハリポタ世界の食事が味わえます。バタービールなどは結構人気があるみたいです。バタービールはマグカップ付きのもの(1150円)が購入出来、マグカップは持ち帰ることが可能です。ただし拭いたりするのも面倒で持ち運ぶのもまぁまぁ重いので、計画的にお考えください。

 

乗り物は2つ、ジャーニーとヒッポグリフです。前者はとても迫力があり、かなり揺れたりするため乗る前にロッカーに荷物を入れて乗るので前述した100円玉が活躍します(今はコインなしで出来てるぽいです)。ハリポタエリアに来たら是非乗ってもらいたいです。

 

マリオエリアで前述したように映像コースターと現実コースターの二段構えですね。

 

(3)ミニオンパーク

 

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2017年に出来た比較的新しいエリアとなります。ショップも7つあり黄色の目立つカラーリングをしているのでグッズ化しやすいのかもしれません。スウィートサレンダーが一番グッズが充実しているかと思います。ミニオングッズをお買い求めなら是非。

 

レストランも2つ、乗り物も2つあります。乗り物でオススメはミニオンハチャメチャライドです。映画の世界観を味わえるユニバらしい乗り物となっています。

 

そして、ここの乗り物も映像コースターと現実コースター、前者の映像に関しても、虚構世界に迷い込んだ我々観客を主要キャラ総出で救出する、というスキームとして全く同様のものなので、連続して乗ると、これ同じじゃね?という気分になるなぁと自分は感じました。

 

(4)ワンダーランド

 

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かつてのユニバは映画世界の再現という哲学を全うすることに必死で、その弊害がコンテンツの限定化と何より子供、それも小さい子供が乗れるアトラクションが皆無であることを招いてしまった。その反省から生まれたのがこのエリアです。

 

エルモ、キティ、スヌーピーというトリデンテを中心に、小さいお子さんも楽しめるエリアとなっており、アトラクションの予約をすることができます。エリアの性質上、あまり混雑が発生しないので、のんびりしたい方はここでゆっくりするのがおすすめです。

 

ワンダーランドはUSJ改革の一丁目一番地になった場所でもあり、USJがいかにして回復していったかを学ぶには最適の場所となっています。

 

(5)ハリウッドエリア

 

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パークを入ってすぐのエリアで、最大のグッズショップであるユニバーサルスタジオストアがあり、ここでお土産を買うのがベストです。またアトラクションでは、ハリウッドザドリームライド(通称ハリドリ)があり、これも大変人気のアトラクション

 

そして、XRライドです。期間限定でエヴァ、FF、ルパン、進撃の巨人とのコラボのアトラクションが人気で、今現在は鬼滅の刃XRライドがあり、その周辺には鬼滅エリアが構成されており、途轍もない人気を誇っています。

 

ただ、このXRライドは映像の種類が異なるだけで、何度も言うように構造は不変です。というか映像の違い以外の部分をハリポタ、ミニオンと感じることが出来ないです。乗り物としての新鮮味自体には欠けるところがあり、USJは世界観の具現化はうまいですが、細やかな差異をエリアごとに打ち出すのは苦手なのかなと思います。

 

パーク有数の屈指のアトラクション2つと最大のグッズショップを構える、まさにユニバの顔のようなエリアとなっています。

 

(6)ニューヨークエリア

 

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1930年代アメリカの街並みを再現していて、レストランが5つ、そしてアトラクションはターミネータースパイダーマン。後者は特に人気でグッズも印象的なのが多いです。

 

スパイディはビジュアルイメージで使われているマーベルスパイディというよりも漫画版の色合いが濃く、カートゥーンネットワークで放送されているスパイダーマンに近い感じで個人的には一番好きなアトラクションです。待ち列で色々と鑑賞できるので、それもまた良き。

 

ただ何度も前述するようにUSJの映像コースターなので、映像が異なるだけでストーリー設定やコースターとしての物理的挙動に違いはありません。この部分は個人的残念ポイントです。

 

(7)サンフランシスコエリア

 

 

近くにエリア整理券が発券される場所があります。ここに行かなくてもアプリで発券することが出来るので、繰り返しになりますがアプリのインストールは必須になりますね。

 

アトラクションとしてはバックドラフトというファイアーアトラクションがあり、食事処も3つほどあります、バックドラフトが運休中になると、閑散としていて、落ち着いて過ごせるエリアとなっています。

 

(8)ジュラシックパーク

 

 

ジュラシックパークの世界を再現したエリアで、ショップが3つ、レストランが2つ、アトラクションはフライングダイナソーとザライドの2つあります。

 

ここもグッズは特徴的なのでお土産に最適です。注意が必要なのがザライドです。これは単純にメチャ濡れます笑。お気をつけてください。

 

(9)アミティビレッジ

 

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映画ジョーズの舞台となったアミティ村を再現したエリア。レストランが3つ、ショップが4つ、アトラクションはジョーズ一本という強気のエリア。

 

サメの肉を使ったナゲットとポテトのセット(600円)が有名で、グッズもサメ関連のものを多数取り揃えております。ジョーズのアトラクションは多分、ユニバの中で一番体験してると思うのですが、いつも同じテンションでちゃんとサメに驚くクルーのテンションにプロフェッショナルを感じます。

 

グルメは高いと申し上げましたが、唯一手頃と感じるのはポテトとチキンの組み合わせで、そういったものを買い求めるとコスパ的に良いと思います。

 

 

(10)ウォーターワールド

 

 

ここはショーのみで、エリアというよりウォーターワールドがあるだけです。近くにマリオエリアがあります。ショー自体は結構有名なものでアクションも激しいので見応えはあるかと思います。

 

詳しい立地などに関しては以下にガイドがあるので付しておきます。

 

www.usj.co.jp

 

この画面の下に

スタジオガイドをダウンロードする>

という部分があるので、そこで詳しいことはご覧ください。

 

最後に、XRライド付近のポップコーンバケツについてです。近年、非常に作り込まれたフィギュアのようなポップコーンバケツが販売されていて、悲しいことに高額転売が相次いでいたり転売ヤーが買い占めてしまうといったことが起こっています。

 

特に鬼滅のポップコーンバケツは某メルカリで高額転売され、社会問題化し、USJとメルカリが提携し、取締に乗り出しました。一部では転売ヤー撃退のカタルシスとして盛り上がっていましたが、現実は厳しいものがあります。

 

そもそも転売という行為自体は違法ではありません。例え、原価を異常に上回る価格で販売されていても購買者が納得して購入していれば法的には何の問題もありません。仮に原価と売値の法的ラインを定めると困る業者はたくさんいるでしょう。その典型はUSJではないでしょうか?

 

ブランディングという名目で明らかなボッタクリ価格で販売しているハイブランドやパーク内という事を理由に一般的な値段よりも高く売値をつけているもの(もちろん加工費用はあるはずなので純粋な転売ではないにせよ、それを差し引いたとしてもこれら)は法的に引っかかってしまう可能性が転売対策の法整備で生じる。

 

だからこそ、現在は個人情報に紐づいたチケットにつき1個しか売却しないという方針でバケツを売るのが精一杯で、注意喚起を特定の商品に対して行う、というのに留まってしまうのは致し方ないのでしょう。

 

確かに転売目的で複数購入し、開演数十分で完売してしまうといった異常現象によって本当に欲しい人が定価で購入出来ないのは腹立たしいです。しかし、現状打つ手なし、というのが現実で、法的にどこまで取り締まれるか、と言った議論も答えが出ていません

 

ディズニーでもUSJでも深刻な転売問題、これからどうなっていくか、社会的議論の提起が求められるところです。

 

目の前に食い扶持が存在する限り、倫理は無力である。では、その食い扶持を殺せばどうなるか、他に苦しむものが現れ、その食い扶持欲しさに改革は見送られてしまう。難しいところですね。高額転売を殺すのは実は簡単です。原価率の定めを法的に決めれば良いのです。しかしそれを不都合と考える側もいる。その側が高額転売の被害に遭っているという部分で非常に面白い現象だなと自分は考える訳です。

 

 

 

 

⑥最適挙動

 

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標準開園時間の30分前にユニバに到着、そして入園が開始され、検温の後に手荷物検査へ、そして入場券のQRコードをゲートに通してパークへと入園することになります。

 

その後にするのは公式アプリを開いて、人数制限が行われているエリア、2022年初頭の現在だとマリオエリア、ハリポタエリアは整理券配布がされている場合があります。閑散期ですと基本的に全日フリー入場可能なので心配はないですが、繁忙期だと整理券配布になっている場合があるので、その場合はアプリで整理券を取ります

 

何に乗るか?

 

まず人気のあるアトラクション、XRライド、ハリドリ、マリオの3つを優先的に消化することが重要だと思います。ですので、朝イチはXRライドへ行く方が良いと思います。もちろんXRライドの人気によりますし、現在の鬼滅は人気が凄まじいので、しかも期間限定なので弊ブログでは最初にのるアトラクションとしてオススメします。

 

あとは、好きなものに各自行くべきだと思います。その時にアプリで混雑状況の確認をすることが大切で、それを眺めながら計画的に進めていくのがベストです。

 

エクスプレスパスがなくても、シングルライダーというお一人様向けのサービスもあり、通常の待ち列よりも短い時間で乗れますので、ご検討ください。

 

また、レストランは12時になると、そこから2時間ほどはお客さんが殺到するので、それを避けての利用を心がけてください。フードカートでサクッと食べるのも良いですが、ちょくちょく摘んでいくとめちゃくちゃ浪費してしまうので難しいところです。

 

僕の場合、一番苦手なのが朝早く起きることなので笑、本当だったら閑散期に行きたいものなんですけども、グッズは繁忙期の方が充実するので難しいところです。繁忙期と閑散期の二度の入園をするのがベストなのかもしれませんね。

 

 

 

 

⑦備考

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ユニバを楽しむために、各エリアの映画作品や関連作品を見ておくと、さらに楽しめると思います。特にミニオンは映画を見ておいた方が良いかなと。そして個人的に推したいのが森岡毅さんの書籍です。

 

ユニバはグランドオープン当初こそ来場者1000万人を超え”西のディズニーランド”となるべく狼煙をあげたわけですが、その後は低迷が続き、閉園の危機を迎えていました。そこで招聘されたのが森岡毅氏であり、彼の数々の改革がユニバを劇的なV字回復へと導くことになります。自分は、こういった戦略やマーケティングが大好きなので大変興味深く、ユニバを見る目が変わったことを思い出します。

 

森岡本は数冊出版されていますが、一番のおすすめは

 

『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』

(角川書店単行本)

 

この書籍から学ぶことは少なくなかったですし、決して遊園地事業というローカル性の強いテーマではなく、まさにユニバーサルに様々な方にとって生きるヒントが詰まった書籍だと思います。これを読むとユニバへの見方が変わると思うので、ぜひ、おすすめです。

 

USJはディズニーを超えた、ということを聞いたことがある人は少なくないと思います。2001年に完成したUSJは”西のディズニー”と華々しいスタートを切るも、そこから入場者数は激減していき、森岡氏は様々なアイデアで2016年10月期においてディズニーランドの売上を上回るという快挙を達成しました。

 

そもそもUSJは”狭い”のです。勿論、敷地面積で見ればディズニーランドと同程度ですがディズニーシーを含めると合計敷地面積、売上共にUSJは大きく水を分けられています。そこで森岡さんが取ったのは”なんでもあり”戦術でした。

 

映画世界の具現化というスキームを、国民がエンタメに求めるもののうち映画は1割程度だからと、捨て去り、アニメやゲームに力を入れました。そして森岡さんは三段ロケット戦略を打ち出します。

 

1、ワンダーランド創設

2、ハリポタエリア創設

3、沖縄にUSJ第2号店を出す

 

USJは狭い、それは変わりません。だからこそ出せる集金装置の数に限界があるために、チケット単価や駐車料金を上げざるを得ず、中央にシンデレラ城のあるTDLと違いUSJでは池を設置することで迂回させ、狭さを感じさせないようにしている。

 

この狭さを逆手にとって武器に変える戦略のためには映画へのこだわりは障害でしかなかったのです。そして、450億にも及ぶ資金を投下しハリポタエリアを作り、そして2016年の歓喜を迎えました。しかし、この狭い、という部分は解決された訳ではないのです。

 

 

結局のところ、狭いからこそ、フードの値段、チケットの値段は上げざるを得ず、設置アトラクションが少ないため映像で多様性を確保して乗り物の動き方は殆ど同じにせざるを得ないといった事情を武器に変えようとしても限界がある。

 

だからこその3段目のロケットで”狭い”を打ち砕こうとした。しかし親会社の都合で頓挫し森岡さんはUSJを去ります。森岡さん自身は十分理解していたのです。『弱みは強みにならない』という悲しい現実を。だからこその沖縄進出計画、USJを負け戦に変えていた狭さは解消されず今に至ります。

 

この狭さという欠点を、いかに武器に変えるか、持たざる者がどうやって巨大企業ディズニーに立ち向かうか、その工夫・やりくりを見るのが僕は好きです。その姿に僕が愛してやまないマンチェスターシティのストライカーがいない中での工夫に重なって、より惹かれるのかもしれません。

 

ちなみに、森岡さんは、沖縄に2025年テーマパークを作るべく奔走しています。そこでは幻に終わったUSJ沖縄という3段目の面影が見られるかもしれません。自分は一度行ってみたいと思う次第です。

 

ユニバへ遊びにいく際に、現地の感じや、主なアトラクションの待ち時間といった基本情報の収集に役立つのが、ユニバ系YouTuberの方が投稿される動画です。混雑具合などを教えてくれたり、様々な役立つ情報を動画にしてくれていて、ユニバに遊びにいく際は参考になろうかと思います。

 

僕が、よく見させてもらうYouTuberさんは

 

www.youtube.com

 

です。淡々とフリー音源をBGMにして入場時間や主な変更点、そしてアトラクションの待ち時間、新しいフードやグッズといった様々な情報をテロップベースで紹介してくれます。

 

ユニバに行こうと考えて、出発日の約二週間前から、このような動画で予習して、現在のユニバの状況の確認やアトラクションの運休状況もチェックできます。あとはユニバガチ勢の友達に色々と教えてもらう(自分はこのパターンで色々と教えてもらいました)、とかですね。